アミノインデックス

アミノインデックス検査を受ける場合、検査会社から特殊なものを検査前日に運んでもらうため、御予約が必要です。
ご希望の際はお電話で構いませんので、2日以上余裕をもってご予約下さい。

アミノインデックスとは

アミノインデックス（AICS）とは、血液中のアミノ酸（たんぱく質を構成する成分）濃度を測定し、健康状態や様々な病気の可能性を明らかにする技術を活用した解析サービスです。

健康な人の血中アミノ酸濃度は、各自一定になるようにコントロールされていますが、何らかの病気になると、体の代謝バランスが変化し、一定に保たれていた血中アミノ酸濃度のバランスが変化することがわかっています。この性質を応用したのが、AICSです。少量の血液サンプルで、しかも短時間で健康状態を調べられるのがメリットです。

現在では、「アミノインデックス（R）がんリスクスクリーニング（AICS：AminoIndex Cancer Screening）」の登場により、がんであるリスク（可能性）を評価することができるようになりました。

※2015年秋よりアミノインデックス検査に「膵臓がん」も加わりさらに充実しました。

すい臓がんは死亡率が非常に高いがんです。

膵臓は大きな動脈が張り巡らされている複雑な場所にあり、初期症状は「何となく胃のぐあいが悪い」程度なので、膵癌は発見された時は既に手遅れの場合が多いです。近年増加傾向にあり、この３０年で約３倍に増加しています。癌死亡者数では膵癌は男性第５位、女性第４位です。（２０１３年度）膵癌を初期でみつけるためにも、アミノインデックス検査を御活用下さい。

アミノインデックス検査について、更に詳しくお知りになりたい方は【臨床アミノ酸研究会のホームページ】をご覧ください。

がんリスクを評価

AICSとは、健康な人とがんである人の血液中のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することで、がんであるリスク（可能性）を評価する新しい検査法です。

1回の採血（約5ml）で、複数のがんを同時に検査することが可能で、早期のがんにも対応しています。この検査を受けたい方は、お気軽にご相談ください（自費診療）

新規検査項目

男性AICS［5種］＋生活習慣病リスクスクリーニング

評価対象	対象年齢
胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん	25～90歳
前立腺がん	40～90歳
10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク	30～74歳
4年以内に糖尿病を発症するリスク	20～80歳
血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ	20～80歳

女性AICS［6種］＋生活習慣病リスクスクリーニング

評価対象	対象年齢
胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、膵臓がん	25～90歳
子宮がん・卵巣がん	20～80歳
10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク	30～74歳
4年以内に糖尿病を発症するリスク	20～80歳
血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ	20～80歳

詳しくは、こちらをご覧ください。

検査料金について（税込）

アミノインデックス検査

30,000円

※医師からの結果説明は、検査料金に含まれます。

検査結果について

検査結果がでる迄、約2週間程のお時間がかかります。

希望の場合は郵送にて検査結果をお送り致します。

各種のがんについて、罹患している可能性を0.0～10.0の数値（AICS値）で呈示します。数値が高いほど、がんの可能性が高く（AICSは、がんであるかどうかを確定するものではありません）、判断の目安として、「ランクA」「ランクB」「ランクC」の3段階で表示されます。「ランクＣ」では、念のため精密検査をお勧めします。
なお、AICSは採血した時期のがんであるリスクを評価するもので、生涯にわたるリスクを評価するものではありません。したがって、定期的に検査を受けることが大切です。